看護師の離職率が高い理由とは?

医療業界の中で離職率が高いといわれている看護職ですが、その理由は様々あるといわれていますが、今回はなぜ看護職をやめようと思うのか、ということを考えていきたいと思います。

新卒で入職すると、まず第一の関門が待っています。それは最初のイメージとのギャップ。もっと患者さん一人一人と話す時間があると思った、こんなにも忙しいと思わなかった、業務としてこんなことまでやらないといけないのか、医者や先輩がきつくい、など様々なギャップに直面します。

それを乗り越えても第二の関門、1人立ちまでの長い道のりが長く覚えることも膨大で入職した後も勉強の日々です。また、先輩や指導担当者からの指導も厳しく、特に急性期などでは、今ではパワハラといわれること確実の暴言、暴力も日常茶飯事。また患者さんやその家族からのセクハラ、暴言暴力もあります。

仕事になれてくると第三の関門、不規則な業務や多忙による心身の不調があります。腰痛はないほうが少ないのでは、と思うほどの職業病。夜勤を行うことでホルモンバランスも乱れ生理不順や睡眠不足、生死を毎日のように目にすることでのストレスによる心身にトラブルをきたす場合も珍しくありません。

そして最後に、頑張って働いても思いのほか高くはない給料。働く場所や待遇にもよるかとは思いますが、決して高くはないといわれています。

いかがでしたか、このようなさまざまな要因によって看護師として無理して働き続ける意味を考え、やめるという決断をする方も少なくないようです。